パイプオルガン事業

パイプオルガン事業とは
盛岡市民文化ホールのパイプオルガン
盛岡市民文化ホールの
パイプオルガン
(財)盛岡市文化振興事業団では、パイプオルガン文化を真に盛岡に根付いたものとするため、 「良質な演奏会の提供」・「演奏者の養成」・「聴衆の育成」 を事業の三本柱に位置づけ、一過性に終わらない息の長い関連事業を展開しています。
パイプオルガン事業の実施に当たっては、 オルガニストの水野均さんを盛岡市民文化ホールオルガニストとして迎え、 演奏会はもちろんのこと企画全般へのアドバイスをいただいて、 着実にパイプオルガンのファンを広げています。 著名な演奏家のリサイタル、作曲家や歴史の話が聞ける人気のレクチャーコンサート、 入場料無料のプロムナードコンサートの他にも、パイプオルガン演奏講座などの各種講座を幅広く実施しています。

問い合わせ先 : 盛岡市民文化ホール     TEL 019-621-5100
           (財)盛岡市文化振興事業団 TEL 019-621-5151

すばらしい響きの音楽ホール
盛岡市民文化ホール小ホール
盛岡市民文化ホール小ホール
盛岡市民文化ホール小ホール(350席)は 「森に咲く花」をコンセプトにしたシューボックス型ホールで、 多くのアーティストから「響きがすばらしい」 「包み込まれるような雰囲気がまるでヨーロッパの音楽ホールのよう」と絶賛されています。 また、「日本のコンサートホールにあるパイプオルガンの中では1、2を争う」とも言われています。
その小ホール正面にしつらえられたパイプオルガンは、フランス人製作者マルク・ガルニエ氏による、 北ドイツの歴史的建造法に基づくバロック・オルガン。 ルネッサンスからバロック時代のオルガン音楽を演奏するのに最も適した様式で、 約2,800本のパイプが使用され、暖かみのある音色は、多くの人々に感動を与えています。

パイプオルガンってどんな楽器?
パイプオルガンの起源は紀元前にまで逆のぼります。 ピアノと同じように鍵盤がありますが、 原理はリコーダー(縦笛)と同じでパイプに空気を送り込んで音を出します。 正面には銀色の鉛と錫(すず)の合金で作られたパイプがあり、 太く長いパイプが低い音を、細く短いパイプが高い音を出します。

音の出るしくみ
パイプオルガンは、さまざまな音色や音程を持ったパイプの集合体で、 鍵盤やストップといった装置を使って送風機で送られる風を制御して音を出します。
オルガンの最小単位は、鍵盤1つに対して1本のパイプを有するもので、 1つのストップでその鍵盤の最低音から最高音まで音が出ます。 これに使用するストップを2つ、3つと増やすことによって鳴らすパイプの音を増やして規模を大きくしていきます。

ストップとは?
パイプにはその形状や長さによって音色の違いがあります。 ストップのレバーを操作することによって、風が送られるパイプを選択し、 その組み合わせによって新たな音色を作ります。
鍵盤
鍵盤

オルガンの鳴るしくみ
オルガンの鳴るしくみ




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