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2008.07.26号 盛岡さんさ踊りに台湾観光誘致舞踊団が出演



平成20年8月 盛岡さんさ踊り出場の台湾観光誘致舞踊団紹介

本年8月3日(日)の盛岡さんさ踊りパレードに台湾の全国民族ダンス大会で連続4年間全国大会優勝の「国立花蓮高農(國立花蓮高級農業職業學校)原住民ダンスサークル一行30名」が参加し、パレードを熱く盛り上げます。 
また、翌日の8月4日(月)には、盛岡のパルクアベニューカワトクやイオンモール盛岡で台湾の民族伝統舞踊公演を行います。  台湾でもなかなか見る機会の無い国立花蓮高農原住民ダンスサークルチームの見事な伝統舞踊。この機会に是非、お誘い合わせの上ご覧下さい。

◆盛岡さんさ踊りパレード出場
・平成20年8月3日(日曜日) 18:00先頭集団でスタート(盛岡市中央通)

◆台湾原住民伝統舞踊公演
 実施日:平成20年8月4日(月曜日)

第1回目公演会場:パルクアベニューカワトク(正面玄関前)
・時間:12:00~12:30迄
・入場無料 
・雨天時:広場軒先で実施

第2回・3回目・公演会場:イオンモール盛岡
専門店街1階セントラルコート     
・時間 第2回目 14:00~14:30迄
    第3回目 15:30~16:00迄
・入場無料

<<国立花蓮高農原住民ダンスサークル・プロフィール>>
国立花蓮高農学校は1921年、日本人、坂茂氏の提唱により1922年4月に花蓮港街立簡易農業學校として開設されたことに始まります。 その後、学年制度の変更や学校移転、校名変更などの変遷を経て、2001年には現在の名称「國立花蓮高級農業職業學校」となり、以来、創立87年の歴史を持つ名門校として優秀な人材を輩出しています。
国立花蓮高農ダンスサークルは1995年に設立され、花蓮高農学校曾錦章校長をはじめ、張子祥先生、賴金龍先生の指導のもとにメンバーはあみぞく阿美族、たいやるぞく泰雅族、たろこぞく太魯閣族、ぶぬんぞく布農族、さいしゃっとぞく賽夏族、かんぞく漢族などの学生を合わせ、約50名のダンスサークルとなりました。
輝かしい成績を上げている「実力派」のこのチームは、今年も全国民族ダンス大会において、栄えある4度目の全国大会連続優勝の栄冠を獲得し、花蓮縣観光月間街頭パレードコンテストにおいても優勝を飾りました。 
この他、台湾民族文化伝承と保護育成、諸外国での文化交流等、精力的で活発な活動を行っています。


<<原住民伝統舞踊公演内容>>
(舞踊の名称)舞碼名稱 時間 (舞踊内容)舞碼簡介
●あみほうねんらく阿美豐年樂 8分00秒 台灣原住民の一大家族のあみ阿美族が一年に一度、ほうねん豐年まつり祭りの時に必ず踊る踊りです。こうしゅん恆春半島のあみ阿美族からぎらん宜蘭あみ阿美族までのかくむら各村の特色を融合し、美しさとパワーのあるダンスをご披露します。また、このダンスは阿美族の精神と団結を外面に表した歌と踊りとなっています。
●めいげつよきよい明月良宵 4 分20秒 1000メートル以上の山の上で生活してきたため、自称「くも雲のふるさと故里」、これがつぉうぞく鄒族です。狩りはつぉうぞく鄒族男性の生活の一部であり、獲物を捕まえることも一流です。月明かりの良い夜に、歌い踊り、収穫のお祝いをします。また、獲物を分かち合うのも一つの風俗です。
●たいやるぼじょう泰雅慕情 6分41秒 台湾原住民二番目に大きいたいやるぞく泰雅族の女性は14族の中で、一番編み物を得意とする民族であり、編み物のテクニックとスタイルも一番多様です。少女が13歳なったころから、家族の洋服や布団など全部編み上げた後、正式に結婚対象となります。たいやるぞく泰雅族には可愛い習慣がありますが、恋を伝える一つの方法として、男性と女性が足を組み合うことで、溢れる愛情を表現し、それをダンスで表現しています。
●たけざおまい竹竿舞 8分00秒 竹は原住民の生活の中で、不可欠なものです。例えば、家作り、仕事道具など竹は絶対欠かせない材料です。    また、ダンスにもたけふし竹節とたけざお竹竿を活かし、特に竹竿ダンスは四本の竹竿の打ち手と八名のダンサーが目まぐるしく踊りを変化させます。このダンスは八名のダンサーの体力、耐久力、そして竹竿の打ち手とダンサーのあうん阿吽のこきゅう呼吸の中に、速いリズムの躍動感溢れる踊りが会場を沸かせることでしょう。
※總時間(時間総計):30分鐘(30分)