南部杜氏は日本最大の杜氏集団で、越後杜氏、丹波杜氏とあわせて日本三大杜氏と言われています。また、盛岡のお酒は、数多くの金賞を受賞しています。

南部杜氏のはじまりは、江戸時代に近江商人の村井権兵衛が大阪から杜氏を招いたのがきっかけだと言われています。それまでは、ろ過しない醪(もろみ)のままのを飲んでいましたが、「すみ酒」の醸造技術を持ち込みました。

千把扱(せんばごき)の登場により、農家が冬場に行っていた脱穀作業は軽減されました。その分、他の農家の脱穀作業を手伝って収入を得ていた小規模な農家は冬場の収入がなくなり、造り酒屋へ出稼ぎに行くようになりました。

その後、技術の高さと真面目さを買われ、全国へ進出していくことになります。

現在では、南部杜氏が全国の酒造メーカーで活躍しています。