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平安時代末期、平泉にで栄えた奥州藤原氏のもとで秀衡塗は始められたと伝えられています。奥州藤原氏は、 中尊寺を建立した藤原清衡(きよひら)を初代とし、基衡(もとひら)、秀衡(ひでひら)と三代に渡り、国宝金色堂をはじめとする仏教美術をもたらしました。

江戸時代後半から平泉町の隣の衣川村で漆器が盛んに製造されました。「秀衡塗」とは明治以降につけられ、それまでは南部塗と呼ばれていました。

生産の中心地であった衣川村では、昭和三十年代から衣川村の工房は岩手の各地に分散し、今も生産を続けています。